35年経っても遊びたくなる、僕(ウチ)が今もスーパーファミコンを遊ぶ理由

ゲーム

11月21日――実はスーパーファミコンが発売された日だそうです。
これ書いてるのが2025年11月15日で、スーファミ発売されたのが1990年11月21日だから、もう35年も前の話。バブルが弾けて「失われた20年」と呼ばれる長い不況が少しずつ始まった、そんな時代でした。

僕(ウチ)にとってスーパーファミコン(以下、スーファミ)は、ただの古いゲーム機ではありません。人生のどこか優しい場所にそっと置いてある“思い出の装置”みたいなものです。
そして少し不便なくらいが好きな性格もあって、実は今でもスーファミで遊んでいます。持っているのはスーファミプレステ2、switch2とか最新ゲーム機は持っていません。必要ないというか、なんとなくレトロゲーム機で十分なんですよね。

■ あの頃、25,000円の本体と8,000円のカセット

スーファミ本体が25,000円、ゲームカセットは8,000円前後。
今思うと「なかなか強気な値段設定だったな…」と苦笑いしてしまいますが、当時はそれでも欲しくてたまらなかった。

しかもカセットには ボタン電池(CR-2032) が内蔵されていて、そこにゲームデータが保存されていました。
いまの世代に説明すると驚かれるのですが、この電池が弱ってくると セーブデータが普通に消えます。
接触が悪くてデータが吹き飛ぶこともあった。あれは本当にガッカリしたなぁ…。

でも、そういう不便さも含めて「ゲームって生き物みたいだったな」と懐かしく思います。

■ いまでもカセットを開けて電池交換して遊んでいる

そんなスーファミですが、僕は今でも時々遊びます。
理由のひとつはカセットの構造が好きだから。専用のドライバーでネジを外し、パカッと開けると基板が現れて、そこにはんだ付けされたCR-2032電池が光っている。

「うん、これこれ」
そんな気持ちで電池を交換します。自分でメンテしながら遊べる感じがちょっと愛おしいんですよね。

■ HDMIアダプターで現代のテレビに接続

もちろんブラウン管テレビはもう家にないので、スーファミ本体には HDMI変換アダプター をつけています。
これがなかなか優秀で、RGBと同じくらい鮮明に映る。

そのせいでドットのギザギザがめちゃくちゃ目立つのですが、逆にそれが嬉しかったりする。
なんというか…当時のゲーム雑誌に載っていた画面写真を眺めているみたいな気分になるんです。

画質の進化って確かにすごいけど、荒いドットが“味”になる瞬間ってのがあります。

真上から見たスーパーファミコン本体

■ コントローラーはPS4を使用中

ただし当時のスーファミのコントローラーは、今使うとすぐ壊れます(経年劣化だと思います)。特に十字キーがダメになりやすい。
そこで、最近は PS4のコントローラーをペアリングできるアダプター を本体に接続して遊んでいます。

こんな便利なオプションが販売されているということは、
「スーファミで遊んでる人、今でも結構いるんじゃない?」
と感じます。

実際、以前は秋葉原に行けばスーファミのカセットもコントローラーも山ほど売っていましたが、最近は在庫が明らかに少なくなってきている。
つまり、買う人がいるということなんでしょうね。

■ 久しぶりに「ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ」をプレイ

そして最近ハマっているのが 「ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ」
シンプルなのに、どうしてこう面白いんだろう。

特にドラクエⅠ。
モンスターにやられると、例の「勇者が城に戻される」シーンになりますよね。

そして王様のあのセリフ。

「ゆうしゃよ、しんでしまうとは なにごとじゃ!」

…いや、がんばって戦ってたんですよ(涙)
しかも ゴールドが半分になるという強引なペナルティ
あれは今プレイしても「ちょっとひどくないか王様…?」とツッコミたくなります(笑)

でも、こういう不親切さも含めて昔のゲームらしいなと思うし、もう一度立ち上がって旅に出る感じが妙に心地いいんです。

ドラゴンクエスト、勇者旅に出る

■ スーファミは“便利じゃない良さ”がある

最新ゲーム機は驚くほど高画質で、オンラインで世界中の人と遊べて、ロードも早くて快適です。
それはそれで素晴らしい。

だけど僕は、あの頃の“少し不便なゲーム体験”が好きなんだと思う。

接触不良でときどき息を吹きかけたり(良くないけどね)、カセットを何度も抜き差ししたり。
ボタン電池を交換して大切にセーブしたり。
強引な王様に怒られながらまた冒険に出たり。

そういう手触りのあるゲーム体験って、もう今はあまり味わえない。

だから35年経った今でも、スーファミを遊んでいるのだと思います。

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